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zoom RSS 南スーダン(仮称)、独立へ

<<   作成日時 : 2011/02/10 04:07   >>

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http://www.asahi.com/international/update/0208/TKY201102070536.html(朝日新聞)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/23/dga_0118b.html(外務省)
http://blog.livedoor.jp/dohbayashi113-incidenttheater/archives/1368821.html(ブログ主別blog)

差し込みの記事は選挙結果の最終発表直前に一部の民兵が反発した、というもので、実は本体の記事にはあまり関係がない。

本題へ進むが、1月9日から15日までの間、スーダン南部では独立の可否をめぐる住民投票があった。その開票作業の最終結果が2月8日に発表され、驚異的な賛成票多数で独立を認める結果となった。このスーダン南部ではキリスト教が盛んで、北部のイスラム教と対照的な存在となっている。それ故の内戦が起こり、国連PKOの仲裁の結果によってこの分離独立への動きがまとまった。ただ、スーダンで最も有名な地名であるダルフール地方は分離されるスーダン南部ではなく、残存のスーダンに属することになる。

私の別blogに書かれた記事はあまり正確なものではなく、「あぁ、また地図屋が忙しくなるのだな」という生暖かい視点で書かれたものなので、それほど重要なものではない。

また、「戦略blog」を名乗りながら、戦略的な視点で見ることはないことも承知している。まぁ、戦略に強引に絡ませるならば、スーダンに相当額の援助を与えている中華人民共和国がどのように現在のスーダンと独立するスーダン南部に援助を振り分けるかという視点で見れば、「戦略学的」といえるのだが、残念なことに私は中国語のテキストを読解する力がないので、中国の動きを察知することもほとんど不可能である。

果たして錚々たるチャイナ・ウォッチャーの方々がこの過疎blogを訪問するとはとても思えないのだが、中国とスーダンの外交関係から察して、中国がどのように動くかを観察して欲しいものである。

とまれ、国家が平穏に分離するというのは、私の乏しい記憶力を引き出すと、チェコスロバキアがチェコとスロバキアに分裂して以来ではなかろうか。最もスーダンの場合は、北部と南部が内戦を起こし、それを国連が調停しての結果であるから、完全な無血独立ではないのは確かである。

もしこの記事を戦略的に分析するならば、アフリカのいくつかの地域で分離独立運動が発生・再発する可能性を秘めている。ご年配の方々ならば、ナイジェリアで起こったビアフラ戦争のことを覚えていらっしゃるであろう。この戦争で物流がストップし、この地で数百万人の餓死者・病死者を出した内戦であった。場合によってはナイジェリアなどいくつかの国で分離独立運動を引き起こすきっかけになりかねない。最も私はアフリカ事情には疎いので、どこの国でそれが発生するかについては全く予測ができない。アフリカについては下記の書籍で基礎知識を仕入れてもらうとありがたい。

2011年2月11日追加。この記事はIT、鉄道、軍事研究家の井上孝司氏のblog、"kojii.net ココログ分館"2011年2月8日付記事を一部参照して作りました。



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